ご来場の皆様へ「ごあいさつ」

実行委員長挨拶
ご来場の皆様へごあいさつ 

 第48回八戸工業大学学園祭にご来場頂き、誠にありがとうございます。
今年度の学園祭テーマは、活動自粛が続いているからこそ、何かに挑戦し ていきたい。そんな思いを込めて「Active」といたしました。今年度も、ステージ企画や展示模擬店で多くのサークルや研究室・有志の 方に協力していただきながら学園祭を盛り上げていきたいと考えています。
 また、来場者の方々には、優れた展示模擬店を決める投票なども行ってい ただいておりましたので、是非ご参加下さい。
 限られた時間ではございますが、皆様には、最大限に、学園祭を楽しんでいただきたいと思いますの で、何かありましたらお近くのスタッフまでお声がけをお願いいたします。
 最後に、八戸工業大学学園祭に関わって下さいました、関係者の皆様に感謝と敬意を表し、私からのご挨拶といたします。
学園祭実行委員長  松本 佳偉斗


学長挨拶 
ようこそアクティブな学園祭へ

 ご来場の皆様、今年創立48年を迎えている八戸工業大学学園祭にようこそおいでくださいました。心から感謝申し上げます。本学は、昭和47年に地域 の要請を受けて、工学部3学科を持つ工業大学として開設され、現在、工学 部、感性デザイン学部の2学部6学科、大学院工学研究科博士前期・後期課程 の3専攻を有する大学へと発展してきています。ぜひ、学園祭を楽しんでい ただくとともに、個性ある教育研究活動の展示をご覧になってください。
 皆様ご承知のように、令和2年を迎えてから、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、その終息が見通せない状況にあります。これに伴い本学では、学 生、教職員、関係者の安全と健康を守るために、感染防止の観点からやむを 得ず、様々な大学行事を取りやめとし、学生の諸活動や交流等を制限してき ました。そのため学生たちは、人間形成上大事な仲間との交わりの機会や主体的な活動の実践の機会を失 い、悔しい思い、やり場のないもどかしさを抱え、辛い日々を過ごしてきたことと思います。そのような 学生たちを目の当たりにして、私たち教職員は、何とかして活動の場を与え、溜まった若いエネルギー を爆発させてやりたい気持ちでいっぱいでした。この度の学園祭は、そのような思いで迎えた学園祭で す。その学生たちの一致団結した思いで生まれたテーマが「Active」です。辛い思いをものともせず、 自ら、積極的に溌溂と前に進むという強い気概を感じます。 
 学生の皆さんは、学園祭の計画から実施運営に至るまで、様々な制約、障壁があったことだろうと思い ます。苦労を重ね、それらを乗り越えた経験は、後で必ず生きてきます。これらの過程のなかで、さまざ まな課題を乗り越えることで醸成した仲間との友情と連帯感を大切にしてください。そして、学園祭をぜひ成功に導き、それらの活動を自己の成長につなげていってください。
 ご来場の皆様は、この逆境から生まれた学生の活動をぜひご覧いただき、自分を必死に成長させようとしているアクティブな学生たちを応援していただければ幸いです。
学長 坂本 禎智


学務部長挨拶
ようこそ!「Active」な学園祭へ

 第48回となる学園祭にご来場いただきありがとうございます。学園祭は学友会が中心となって企画から準備、運営までを手がける手づくりのイベントになります。学園祭では模擬店やステージなどでの催しに加えて、大学で日ごろ実施している特色ある教育・研究の成果、部活・サークルの活動内容を展示し、地域の皆々様に紹介する場でもあります。このようなことから地域に根差し、地域に開かれた大学として学園祭はとても重要なイベントとなります。
 この準備期間も含めた学園祭を通じて、学生は様々な課題や困難を乗り越え、他者を理解・尊重する寛容な心、感動する心、コミュニケーション力、主体性、自己管理力などの資質・能力が育まれていくと考えています。本学では、学生の学修成果を授業や研究によって養われる正課教育成果、部活・サークルや課外活動などによる正課外教育成果、さらに自己啓発やボランティアなどによる自主学習成果の3つに定義しています。本来の教育成果である授業や研究で育成される専門的な知識・学力は、学生のキャリア形成にとって不可欠なものとなります。しかし、これから変化の大きい社会を生き抜くためには、専門的な知識・学力だけでなく、学びを人生や社会に活かそうとする力や豊かな人間性、さらに未知の状況にも柔軟に対応できる思考力・判断力・表現力なども具えることが求められています。そのため、学生が自ら主催する学園祭をはじめとした各種イベントは、正課外の教育成果としてこのような汎用的な資質・能力を身に付けるための貴重な機会と考えています。
 今年の学園祭は、コロナ禍での開催となりますことから、感染予防のため種々の制約もあるかと存じます。どうか、地域の方々との交流が学生の成長の一助となりますことを踏まえ、「Active」な学園祭を楽しんでいただければ幸いです。
学務部長 阿波 稔